C'est chouette !   の花日記

プリザーブドフラワーを扱うオンラインショップ運営者が綴る花日記

プリザーブドフラワーって何?その魅力について解説【前編】

C'est chouette ! のクレセントリース

C'est chouette ! と申します。
読み方は「シュエット」。
 
プリザーブドフラワードライフラワーを使ったアレンジメント、リースを制作しております。8月28日に念願のオンラインショップをオープンすることになり、ワクワク・ドキドキ楽しみな気持ちで記事初投稿にチャレンジ中です✨
 
自己紹介などいろいろお店の情報もお伝えしていきたいところですが、それは追々。
最初なので気張らずに、ゆるく、かるく書いていきたいと思います。
 
 
さて本題。
 
 
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。でも、
 
「え?ぶ、ぶりざーど??」
 
「生花とは違うの?」
 
ドライフラワーなら知ってるけど…」
 
「なんか、値段も高くない?」
 
「お誕生日にもらったけど、どうやって飾ったらいいんだろう?」
 
「お手入れっているの?」
 
など。
なんか言いにくいし、お家に必ずあるものではないし。
知る機会って結構少ないと思います。
 
 
なんとなく
「高級で枯れないんでしょ?」
くらいの知識がある方はいらっしゃって、過去から比べると格段に認知度は上がっているので、お好きな方も増えてきてはいますが。
実際のところ、私の周りでもちゃんと知っている方は、残念ながらとても少ないです💦
 
そこで、まずはプリザーブドフラワーってそもそも何なのか、またその魅力についてお伝えできればと思います!
 
 

プリザーブドフラワーと正確に言える方がまぁ少ないですよね😅

大抵、「ぶりざーど」となんとなく濁って略されているのをよく耳にします。

そういう私も最初は言えませんでした💦

意味さえ分かればちゃんと言えるようになるのでご安心ください👍

 

Preserved (プリザーブド)とは「保存された」という意味です。

 

生花を特殊な液に浸し一度水分や色素を抜きます。

そこに新たに染料や顔料を吸わせ、定着(乾燥)させる、という加工が施されているのが『Preserved Flower プリザーブドフラワー』です。

 

このように加工することで、生花本来の瑞々しい姿を保ったまま、半永久的に枯れない状態を作り出すことが出来るのです。

 

また、染料や顔料を吸わせることが出来るので、生花にはない豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ🌹

 

お花屋さんに行っても、生花ではブルーのバラってなかなか手に入りません。

レッドやピンク、ホワイト、イエロー、オレンジなど、定番カラーはよく見かけますが、グリーンやパープル、他にもくすみカラーやビビッドなカラーなど、欲しいからとすぐに手に入るものではないですし、バラを多く扱っているオシャレなショップでも、仕入れ状況は日によります。

それに比べプリザーブドフラワーはカラーやサイズがとにかく豊富なんです✨

 

プリザーブドフラワーの歴史はまだ浅くて、発祥はヨーロッパ。

1980年代に研究が進み、1991年にフランスのヴェルモント社からその加工技術が発表されました。

日本に入ってきたのは1993年ですので、まだ30年程ですね。

知らない人が多いのも頷けます。

 

私がプリザーブドフラワーと出会ったのは2004年~2005年頃だったと思います。

お花屋さんでプリザーブドフラワーを扱うお店が少し出てきた頃でした。当時働いていたお店でも取り扱うようになったのがきっかけですね。

皆さんと同じように、ぶ、ぶりざーど?と言っていました🤣

 

その頃はまだまだ花材の種類が少なくて、正直言って生花の方が魅力的だと思っていて。生花の儚さや、包み込まれるような香りの虜だったんですねー。

 

今となっては、当時からは考えられないほど花材が多く、技術の進歩はすごいもので、質感も格段に良くなったと思います。また魅力の一つであるカラーバリエーションも本当に増えて、表現の幅が広がりました。

 

生花にはないカラーがあるということは、生花にはできない表現ができるということ。選択肢が増えれば、それだけ多くのデザインが生まれます。

デザインを生み出す側も、それを見て楽しむ側も次はどんな作品に出合えるんだろう、とワクワクする気持ちそのものが、魅力なのではないでしょうか。

 

と、まぁうまくまとまった気がしたので【前編】はここまでにしたいと思います。

まだまだ伝えきれていない魅力、そしてその取り扱い方についても【後編】では書いていきますので、興味ある方は読んでいただけると嬉しいです🍀

 

オンラインショップ↓↓↓

preserved-cchouette.com

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。