C'est chouette ! と申します。
『プリザーブドフラワー』と正確に言える方がまぁ少ないですよね😅
大抵、「ぶりざーど」となんとなく濁って略されているのをよく耳にします。
そういう私も最初は言えませんでした💦
意味さえ分かればちゃんと言えるようになるのでご安心ください👍
Preserved (プリザーブド)とは「保存された」という意味です。
生花を特殊な液に浸し一度水分や色素を抜きます。
そこに新たに染料や顔料を吸わせ、定着(乾燥)させる、という加工が施されているのが『Preserved Flower プリザーブドフラワー』です。
このように加工することで、生花本来の瑞々しい姿を保ったまま、半永久的に枯れない状態を作り出すことが出来るのです。
また、染料や顔料を吸わせることが出来るので、生花にはない豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ🌹
お花屋さんに行っても、生花ではブルーのバラってなかなか手に入りません。
レッドやピンク、ホワイト、イエロー、オレンジなど、定番カラーはよく見かけますが、グリーンやパープル、他にもくすみカラーやビビッドなカラーなど、欲しいからとすぐに手に入るものではないですし、バラを多く扱っているオシャレなショップでも、仕入れ状況は日によります。
それに比べプリザーブドフラワーはカラーやサイズがとにかく豊富なんです✨
プリザーブドフラワーの歴史はまだ浅くて、発祥はヨーロッパ。
1980年代に研究が進み、1991年にフランスのヴェルモント社からその加工技術が発表されました。
日本に入ってきたのは1993年ですので、まだ30年程ですね。
知らない人が多いのも頷けます。
私がプリザーブドフラワーと出会ったのは2004年~2005年頃だったと思います。
お花屋さんでプリザーブドフラワーを扱うお店が少し出てきた頃でした。当時働いていたお店でも取り扱うようになったのがきっかけですね。
皆さんと同じように、ぶ、ぶりざーど?と言っていました🤣
その頃はまだまだ花材の種類が少なくて、正直言って生花の方が魅力的だと思っていて。生花の儚さや、包み込まれるような香りの虜だったんですねー。
今となっては、当時からは考えられないほど花材が多く、技術の進歩はすごいもので、質感も格段に良くなったと思います。また魅力の一つであるカラーバリエーションも本当に増えて、表現の幅が広がりました。
生花にはないカラーがあるということは、生花にはできない表現ができるということ。選択肢が増えれば、それだけ多くのデザインが生まれます。
デザインを生み出す側も、それを見て楽しむ側も次はどんな作品に出合えるんだろう、とワクワクする気持ちそのものが、魅力なのではないでしょうか。
と、まぁうまくまとまった気がしたので【前編】はここまでにしたいと思います。
まだまだ伝えきれていない魅力、そしてその取り扱い方についても【後編】では書いていきますので、興味ある方は読んでいただけると嬉しいです🍀
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。