C'est chouette !   の花日記

プリザーブドフラワーを扱うオンラインショップ運営者が綴る花日記

賃貸マンションでも大丈夫!リースの飾り方☆

前回はリースで感じる秋🍁

ということで、リースって縁起のいいものでもありますし、その季節に合ったものを気軽に飾って楽しみましょうとお話させて頂きました。

クリスマスツリーやお正月飾りのように、その時期になれば当たり前に飾るアイテムの一つとしてぜひ取り入れて頂きたいです✨

 

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今回はそんなリースの飾り方をご紹介していきます。

飾ったことがない方にとって、リースは壁やドアに掛けるイメージが強いのではないでしょうか?賃貸マンションだから壁に穴はあけたくない、なんて人は多いと思います。

穴をあけずに飾るためのアイテムもいろいろありますので、参考にしてみてください😊

 

ではさっそく。

飾り方その① フックを使って飾る

 

裏に粘着テープが貼ってあるタイプのフックを使いました。

100均でも2~4個入りくらいで売ってますね。壁に貼る用のものではないですが、小さめののリースであれば軽いので、このタイプのフックでも十分掛けられます👍

 

フックがなんかオシャレじゃない...って思う方はこんなのはどうでしょう。

こちらはタンスとか引き出しに使える取っ手です。

木製のナチュラルなものを選びましたが、陶器でカラフルなものや、アンティーク調のもの、クリスタルのものなど、全て100均で購入できます。

フックと同様に粘着テープを裏面に貼って壁にくっつけております。接着面が少ない分フックと比べると弱さも感じますが、小さいリースなら大丈夫だと思います!

 

あとはドアフックも100均で購入できますので、ドアに掛けたい方は使ってみてください。壁に粘着テープを貼るのが嫌な方はコルクボードを利用してみてもいいと思います。



コルクボードだと一緒に写真とか、関連する実物なども一緒に接着剤でつけたりしても可愛いですね🍀

 

フックの種類でいろんな飾り方が楽しめると思います♪

 

飾り方その② リーススタンドを使って飾る

リースを飾るための専用のアイテムもちゃんとあります!

ネットでリーススタンドと入れて検索してもらえればたくさん出てきますし、金額もお安いものだと数百円から出ています。

 

写真のリーススタンドはAmazonで1,400円くらい。

ワイヤーリーススタンドというもので、こういう三角タイプのものや、1本のポールタイプ、ボードタイプなど結構種類があります。

スタンドがあると、飾る場所を気分で変えたりしやすいのも嬉しいですね。

 

飾り方その③ 平置きして飾る

思い切ってベタっとテーブルに置いちゃうんです💡

 

写真では下に平皿を置いています。リースより少し大きめの丸いお皿を使うとリースの丸みが強調されてとても綺麗に見えます✨

お皿がなくてももちろん大丈夫ですし、真ん中の空いてるところに小さいキャンドルを置くのもオススメです!!

お誕生日やクリスマスとか、テーブルにリースとキャンドルを置くとグッといい雰囲気になりますよ😉

 

 

今回は大きく3つの飾り方をご紹介しましたが、他にもいろんな楽しみ方があると思いますので、ぜひいろいろ試してみてください🌹

 

C’est chouette では、季節に合わせてリースの新作もどんどんアップしていきます。また、オーダーも承っておりますので、ご希望のご予算や雰囲気などがある方はお気軽にお問合せください。

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新商品の販売情報などは随時インスタでお知らせしております。

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

【リースで感じる秋】季節を楽しむリース選び

まだまだ暑い日が続いていますが、なんとなく朝晩は涼しい気もするし、暦の上ではもう秋なんですよね🍁

でも毎年いつの間にか寒くなっていて、気が付けば年末...なんてことありませんか?

積極的に秋を楽しまないと、今年もあっという間に時間だけが過ぎてしまいます💦

 

そこで 〇〇の秋 というと、食欲🍄‍🟫、読書📚、スポーツ🏸、芸術🎨などいろいろありますが、私としてはやっぱりお花🌹、特に今回は『リースで感じる秋』をご紹介したいと思います。

 

ちなみに、リースは途切れることのない『永遠』を意味すると言われており、とても縁起がいいアイテムです✨

幸せが永遠に続きますように...

そんな願いを込めてGIFTとしても大変人気があります。最近では100均でも材料が購入出来ることから、ご自身で作られる方も増えてきました。

 

秋のリースというとマツカサや実物をたっぷり使ったリース。

レッドやオレンジなど紅葉を連想させる色、木や土、枯れ葉などのブラウン系、いわゆる秋色を使った暖色系リースなどがあります。

また、秋のイベントといえばハロウィン🎃ということでこんなリースを作ってみました!

 

 

ハロウィンのアイテムとしては白いかぼちゃピックを1つだけ。

マツカサや秋色のお花にグレーを配色することで、寒くなっていく季節感と落ち着いた印象を持ち合わせたリースに仕上げております。

ハロウィンを毎回盛大に楽しむ方ではなくても、リースを飾って、あぁもう秋なんだな、ハロウィンなんだな、と静かに季節を感じてみるのはいかかでしょうか♪

 

リースをきっかけに、季節を感じる。

洋服の衣替えと同じように、リースも季節に合わせて変えていく。


プリザーブドフラワーは半永久的に枯れないと言われていますので、季節ごとに変えるというのはあまりピンとこないかもしれません。

でもクリスマスにはツリーを、お正月にはしめ縄を飾るように、短い期間しか飾らないものって実は身近にたくさんありますよね。その時期にしか飾らないからこそ、出す時ってなんとなくワクワクしませんか?リースもその1つに加えるだけでいいんです💡

 

秋が終わればクリスマス🎄ここはリースを飾られる方も多いのでは?!

クリスマスに括らず冬を通して飾るなら、雪を思わせる白を基調としたリースも素敵です✨

 

 

春になれば、春色の優しい色合いや、カラフルでポップなリースもウキウキしますし、

夏にはブルーを使った爽やかなリースも、見ているだけで涼しくなっていいですね☆

サイズも大きなものから手のひらに収まる小さなものまで様々です。ご自宅に合うものをぜひ選んでみてください😊

 

C’est chouette では、季節に合わせてリースの新作もどんどんアップしていきます🌹

1年を通して飾れるデザインもご用意しておりますので、気になる方はオンラインショップを覗いてみてください。

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フレームアレンジにもいろいろある!立体感が魅力のオープンタイプ

『 フレームアレンジ 』

と言っても、形や色、素材などのバリエーションが豊富でそれぞれ違った印象になります。


前回はアクリル板で保護されているタイプのフレームについてお話させて頂きました。

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傷や埃が付かないという、プリザーブドフラワーを飾る上で一番気になる問題点を解消してくれる特徴を持ち、そのまま立てて置いたり、平置きや壁に掛けたりと、飾り方もいろいろ楽しめます!

プリザーブドフラワーを初めて飾ってみようと思う方には本当にオススメなんですが、ケースに入ってるものって開けてみたくなるのが人の性というもの😅

 

アクリル板越しのお花と、直に見るお花。

言うまでもなく直に見るお花が美しいです!

 

もともとは生花ですから、一輪一輪違う表情と繊細さに気付いてしまうと、アクリル板ってない方がいいなぁって思ってきます。

 

そこで、今回はオープンタイプのフレームアレンジをご紹介🌹

 

フレームの真ん中が四角く凹んでいて、そこにお花をアレンジしています。

板にお花を張り付けたような写真ですが、横から見るとこんな感じ↓↓↓

 

お花の立体感と繊細さが十分に感じられます。

 

 

 

後ろには壁掛け用の金具と、スタンド用のスティックもついていますので、写真のように立てかけたり、壁に飾ったりできるのは前回同様。

 

シンプルなフレームに立体感もあるので、よりアート感は演出できるかなと思います。

しかもこちらのタイプの方が低価格なのも嬉しいポイント✨

 

傷や埃も気になるけれど、思い切ってオープンにしてみるとまた一味違った魅力に気付けます。

もちろん、アクリル板があるタイプも額縁に入った絵画のようでとても素敵です。

また、湿気はプリザーブドフラワーにとっては劣化の原因となりますので、季節や飾る場所によっていろんなタイプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

C'est chouette! では、様々なタイプのアレンジメントをご用意しております。

ご予算やご希望の雰囲気に合わせてお作りすることもできますので、気になった方はオンラインショップの方もぜひご覧ください😊

 

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

プリザーブドフラワーなのに傷も埃も付かない!そのまま飾れるウッドフレームのアレンジメント☆

先週、2回に渡ってプリザーブドフラワーの魅力について書かせて頂きました。

プリザーブドフラワーとはそもそも何なのか、生花との違いやその歴史、お手入れの方法など簡単にではありますが私なりの意見も混ぜてお話しております。

 

興味ある方はぜひ前編から↓↓↓

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その中で一番皆さんが気になったのが『お手入れ』の部分だと思います。

生花より持ちは良くても、せっかく買ったり頂いたものに傷が入るのは嫌だ!

と思われるのは当然で、私もここまでお伝えしてきた中からでは全く反論出来ません💦

 

でもそんな方にぜひオススメしたいのが、フレームアレンジ✨✨

今回はそのフレームアレンジについて、実際にどんなものか、なぜオススメなのかご紹介していきます😊

 

フレームと言ってもいろいろ。

お花だけフレームに入ったものや、写真を一緒に飾れるフォトフレームタイプ。

形も正方形、長方形が一般的ですが、円形や多角形などもありますし。

素材や色も組み合わせれば本当にたくさん種類があって、どれを選ぶか迷ってしまうほど!

全部紹介するのは大変なので、その中からウッドタイプのフレームでお話していきます。

 

 

↑↑↑コチラが実際に当ショップで使用したウッドフレーム。

フォトフレームと比べると、お花をこの中に入れる分奥行があります。

フタと本体はマグネットでくっつき、間に透明のアクリル板を挟めるようになっています。

(写真では保護フィルムが貼ってあるため半透明です。)

 

このフレームにどんなイメージでアレンジするか、ざっくりメインとなる花材だけ合わせてみて

 

 

 

実際に出来上がったのがコチラ↓↓↓

 

 

 

お花はしっかり固定してあるので、立てても崩れることはありません。

形も正方形なので、気分に合わせて向きを変えてみたり、テーブルの真ん中に平置きしても素敵です♪

また、フックもついているので、壁にかけて楽しむことも出来ます👍

 

飾り方いろいろで飽きも来ない!

アクリル板がついているので埃や傷も付かない!!

しかもフレームに入っていることで、まるで絵や写真を飾っているようなアート感を演出できる!!!

いいこと尽くし✨✨✨

 

プリザーブドフラワーが初めての方でも安心して飾って頂けます😊

 

今回はホワイトのウッドフレームを使用しましたが、他にブラウンもあるのでそちらでも作ってみたいですね~

 

ちなみにこのフレームアレンジは来週から当ショップで新商品として販売予定となっております!

 

フレームの分価格は安いものではありませんが、枯れない、お手入れなし、傷も付かないとなれば、十分お安く感じると思います。

 

 

さて、次回は

「じゃあ全部フレームアレンジでいいじゃないか」

と思われた方もいらっしゃると思いますが、フレームやケースに入れないアレンジの魅力をお伝えしていけたらと思います。

 

オンラインショップでは他にも様々なアレンジやリースを販売しております。

さらに来週はフレームアレンジ以外にも続々と新作が登場予定!

しかも初回購入の方は

  全品10%OFF✨

他にも特典ご用意しておりますので、ぜひぜひ覗いてみてください🌹

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新商品やお得な情報などはインスタでもお知らせしております。↓↓↓

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プリザーブドフラワーって何?その魅力について解説【後編】

前回、プリザーブドフラワーとはそもそも何なのか、その歴史と魅力について少しご紹介させて頂きました。

 

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簡単におさらいすると、

・ Preserved (プリザーブド)とは「保存された」という意味である

・ 特殊加工により、瑞々しい姿を保ったまま半永久的に枯れない状態である

・ カラーバリエーションが豊富で、生花にはないカラーもある

・ 日本に入ってきたのは1993年頃で、その歴史はまだ短い

・ 技術の向上により様々な種類のプリザーブドフラワーが有り表現の幅も広がった

 

ここまでが前回の内容でした。

今回はもう少し魅力のお話をさせて頂き、お手入れや保管の仕方などの扱い方についても書いていきたいと思います✨

 



 

これまで紹介した魅力も本当に素晴らしいものなんですが、何と言ってもこれに尽きるのではないでしょうか。

 

お手入れ、特に水やりの必要がない

 

私もどちらかというとズボラな性格。

花屋で働いていたとはいえ、観葉植物を育てるのは苦手。

生花もたまに飾りたくなるけど、水替えが面倒だし、日にちが経つと花粉や葉が落ちてきて段々みすぼらしくなっていく...

もちろんきちんとお手入れすれば、少しでも長く楽しむことは出来ますし、蕾がだんだん膨らんで咲いていく様子なんかも、本当にずっと見ていられる素敵要素ではあります。

でも日中は仕事で家にいないし、夏は暑すぎて生花だとすぐダレちゃったり、旅行で家を空けると水やりや水替えが出来ない。

という悩みはつきもの。

これらを全て解消してくれるのがプリザーブドフラワー🌹

一切水やりの必要はない為、私みたいなズボラな方でも大丈夫👍

また、どこかお身体が悪くご自身でお世話することが難しい方への贈り物としても最適だと思います。

 

では、

 

本当に全くお手入れは必要ないのか?

半永久的ってどれくらい?

 

実は少しだけ気を付けて頂きたいことがあります。

それは 直射日光と湿気

プリザーブドフラワーの天敵です。

色移りや色褪せなどの劣化を早めてしまう原因となります。

 

直射日光は簡単に避けられると思いますが、日本は湿気が多い国。

特に梅雨時期は私たちプリザーブドフラワーを扱う者にとってとても神経質になる時期です。除湿器やエアコンの除湿機能を利用したり、そこまでできない方は、梅雨時期だけクリアケースなどに保管して、一緒に乾燥剤を入れておくというのも有効です。

 

このように少し気を付けて保管して頂くことが、より長く楽しむためのコツ。

これでだいたい3~5年くらいでしょうか。

 

え?そんなもの?結構短くない?

 

と思われた方!ちょっと待ってください!!

この間生花を同様に飾ったとすれば、いったいどれほどの費用と手間がかかるのでしょうか?費用対効果はなかなかのものだと思います。

 



お部屋にお花を飾ってみたいという方は結構多いと思うんです。

ただ、生花だと枯れてしまったらまた新しいものを選ばなくてはならないし、最初のうちは楽しく選んでいても、毎回考えるのはよほどお好きな方でないと大変ですよね。

 

それがプリザーブドフラワーなら、枯れないので最初の1回で済みます。

 

お花のある暮らしってとてもいいものですよ🤩

 

皆さんの中には、私の部屋はお花を飾るような雰囲気じゃない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、飾ってしまうとなぜがしっくり馴染んでいくんですよね。ほんと不思議なものです。

もちろんいろんなデザインがありますので、よりお部屋の雰囲気に合いそうなものを選んで頂くといいとは思いますが。

あまり神経質になる必要はないと思っています。

合う合わないは正直言ってあまり関係ありません!

気に入ったものがお部屋にあれば、それで十分です。

 

『 花のある暮らし 』

 

ぜひデビューしてみてください✨

 

 

まだまだ書ききれていない魅力がたくさんありますが、少しずつ更新していきます。

実際に作品ごとの飾り方なんかも紹介できればと思っています。

また、ご相談やご質問なども受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。

 

 

商品数はまだ少ないですが、オンラインショップでは作品をご覧頂けます。

興味ある方はぜひ↓↓↓

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

プリザーブドフラワーって何?その魅力について解説【前編】

C'est chouette ! のクレセントリース

C'est chouette ! と申します。
読み方は「シュエット」。
 
プリザーブドフラワードライフラワーを使ったアレンジメント、リースを制作しております。8月28日に念願のオンラインショップをオープンすることになり、ワクワク・ドキドキ楽しみな気持ちで記事初投稿にチャレンジ中です✨
 
自己紹介などいろいろお店の情報もお伝えしていきたいところですが、それは追々。
最初なので気張らずに、ゆるく、かるく書いていきたいと思います。
 
 
さて本題。
 
 
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。でも、
 
「え?ぶ、ぶりざーど??」
 
「生花とは違うの?」
 
ドライフラワーなら知ってるけど…」
 
「なんか、値段も高くない?」
 
「お誕生日にもらったけど、どうやって飾ったらいいんだろう?」
 
「お手入れっているの?」
 
など。
なんか言いにくいし、お家に必ずあるものではないし。
知る機会って結構少ないと思います。
 
 
なんとなく
「高級で枯れないんでしょ?」
くらいの知識がある方はいらっしゃって、過去から比べると格段に認知度は上がっているので、お好きな方も増えてきてはいますが。
実際のところ、私の周りでもちゃんと知っている方は、残念ながらとても少ないです💦
 
そこで、まずはプリザーブドフラワーってそもそも何なのか、またその魅力についてお伝えできればと思います!
 
 

プリザーブドフラワーと正確に言える方がまぁ少ないですよね😅

大抵、「ぶりざーど」となんとなく濁って略されているのをよく耳にします。

そういう私も最初は言えませんでした💦

意味さえ分かればちゃんと言えるようになるのでご安心ください👍

 

Preserved (プリザーブド)とは「保存された」という意味です。

 

生花を特殊な液に浸し一度水分や色素を抜きます。

そこに新たに染料や顔料を吸わせ、定着(乾燥)させる、という加工が施されているのが『Preserved Flower プリザーブドフラワー』です。

 

このように加工することで、生花本来の瑞々しい姿を保ったまま、半永久的に枯れない状態を作り出すことが出来るのです。

 

また、染料や顔料を吸わせることが出来るので、生花にはない豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ🌹

 

お花屋さんに行っても、生花ではブルーのバラってなかなか手に入りません。

レッドやピンク、ホワイト、イエロー、オレンジなど、定番カラーはよく見かけますが、グリーンやパープル、他にもくすみカラーやビビッドなカラーなど、欲しいからとすぐに手に入るものではないですし、バラを多く扱っているオシャレなショップでも、仕入れ状況は日によります。

それに比べプリザーブドフラワーはカラーやサイズがとにかく豊富なんです✨

 

プリザーブドフラワーの歴史はまだ浅くて、発祥はヨーロッパ。

1980年代に研究が進み、1991年にフランスのヴェルモント社からその加工技術が発表されました。

日本に入ってきたのは1993年ですので、まだ30年程ですね。

知らない人が多いのも頷けます。

 

私がプリザーブドフラワーと出会ったのは2004年~2005年頃だったと思います。

お花屋さんでプリザーブドフラワーを扱うお店が少し出てきた頃でした。当時働いていたお店でも取り扱うようになったのがきっかけですね。

皆さんと同じように、ぶ、ぶりざーど?と言っていました🤣

 

その頃はまだまだ花材の種類が少なくて、正直言って生花の方が魅力的だと思っていて。生花の儚さや、包み込まれるような香りの虜だったんですねー。

 

今となっては、当時からは考えられないほど花材が多く、技術の進歩はすごいもので、質感も格段に良くなったと思います。また魅力の一つであるカラーバリエーションも本当に増えて、表現の幅が広がりました。

 

生花にはないカラーがあるということは、生花にはできない表現ができるということ。選択肢が増えれば、それだけ多くのデザインが生まれます。

デザインを生み出す側も、それを見て楽しむ側も次はどんな作品に出合えるんだろう、とワクワクする気持ちそのものが、魅力なのではないでしょうか。

 

と、まぁうまくまとまった気がしたので【前編】はここまでにしたいと思います。

まだまだ伝えきれていない魅力、そしてその取り扱い方についても【後編】では書いていきますので、興味ある方は読んでいただけると嬉しいです🍀

 

オンラインショップ↓↓↓

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。